長襦袢に半衿を付けることできますか?
長襦袢を購入したままの半衿が汚れていてどうしてよいかわからない方いらっしゃいませんか?
きものを初めて受講される方のお持ち物に多いのが
- 長襦袢に半衿が付いていない
- 長年タンスにしまったままにしていたため半衿が黄ばんでいる
など、半衿のトラブルがあります。
レッスンのときもですが、お着付け依頼のときもあります。
例えば、
着付けのご依頼があった場合は持ち物のチェックシートをお渡しして準備をしていただきます。
そのチェックシートには半衿の付いた長襦袢をご用意くださいとお願いしておりますが、
付いていないときがたまにあります。
衿のところが白いと半衿と誤解をしちゃうみたいです。
そもそも半衿っていうものはこちらの画像です。
昔々、私自身の若かりし頃。
前回着てから数年後振袖の長襦袢を見たら、半衿が大変なことになってました。
キチンとクリーニングをして保管してたのに、汚れている!
「半衿を購入して縫い直せば大丈夫。」とアドバイスを受けましたが
私としては「誰が縫うの?」って感じでした。
母に相談したら、叔母に縫ってもらえることになって安心した覚えがあります。
そのときは着物を自分で着ることもなかったので、半衿は裁縫の得意な方が縫うものだと思っておりました。
なので、半衿を変えるって面倒なんだろうから私にはできないのではないかと思い込んでいました。
半衿って結構ザクザク縫うだけなんです。
半衿の縫う方法を知ったら意外と不器用な私でもできちゃう。
最初のころは、半衿を縫う度に針で指を刺してましたが。
初めは時間がかかりますが、
一度縫うことを覚えてしまうと次は自分なりにザクザク縫えば大丈夫なんですよ。
もちろん、ポイントを押さえて縫い方をお伝えします。
半衿縫い付けれっすんの様子です▼
レッスンで同じ長襦袢を着続けると半衿は汚れてしまいます。
正絹の長襦袢だと特に頻繁にはクリーニングに出せませんよね。
その場合は半衿を取り外して洗濯をすれば半衿だけは清潔な状態になります。
(半衿の素材によっては洗濯できないものもありますのでご注意ください。)
なんと言っても、半衿の縫い方がわかれば、半衿を変えることができるようになる。
好きな柄や色の半衿を選んで着物のコーディネートがより楽しくなりますね。
両面テープで留める方法や安全ピンで留める方法もありますが、
一度スタンダードな縫い付ける方法を覚えておくと、
他の方法でもよりうまく止められると思いますよ。
良かったら【1回完結】半衿縫い付けれっすんの受講はいかがでしょうか。
お待ちしております。
なるこの
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